そろそろ買い足さなければと、仕事帰りにドラッグストアに立ち寄ったら、トイレットペーパーが消えていました。
「オイルショックの反省が活きていない」という声も目にしたけれど、ドラッグストアの行列を 見て、「自然な行動」ともいえるなと思います。
新型コロナウイルスの影響で、まず、マスクが街から姿を消しました。
政府は「生産・供給は通常通りで品物は潤沢にある」と呼びかけましたが、未だに棚は空のままで、「入荷未定」の札がぶら下がっています。
SNSでは、空の棚の写真があふれていて、それを目にする頻度も多いのが現状です。
「今度ももしかしたら」と、1~2ヶ月分ストックしておいたほうが安心だと考えるのは自然な 心理です。
今回も政府は「生産・供給は通常通りで品物は潤沢にある」と呼びかけています。
もし今度も、棚が空っぽの状態が続いたら、これまでの「前提」が維持されず、何を信じていいかわからなくなってしまいます。
それは人として不自然なことではない、むしろ自然な行動といえます。