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オンラインセミナー実施のコツまとめ

2020年5月4日

Zoomでオンラインのマインドフルネスセッションを始めて、間もなく1カ月。

自分でオンラインのセミナーを企画・主催・実施するのは初めてのことで、最初はかなりドキドキだったのですが、有難いことに、毎回フィードバックをくださる方がいて、少しずつ慣れてきました。

講師をやっているだけでは気づけない視点が盛りだくさんで、感謝してもしきれません。

この1カ月での経験と、いただいたフィードバックをもとに、オンラインセミナーをする上でのポイントを、【準備】、【セミナー中】、【インタラクティブな時間をつくるコツ】の3つにまとめてみました。

私も、オンラインセミナー講師1年生ですが、みんなで少しずつ上手くなっていけたらなと思っています。

【準備】

□一度、誰かを相手に練習して、音声と映像をチェック

□スライドを使用する場合は、対面でのセミナーよりも枚数・文字数を絞る

(キーワードのみにしたり、色やサイズを変えてキーワードを強調する)

□スマートフォンで見る人のために、フォントサイズは24以上

□文字ではなく、図で伝えられるものは視覚化

□どこを資料で伝えて、どこを(口で)解説するかを決めておく

(もし、スライドに詳しく書くなら、むしろ全部読み上げる)

【セミナー中】

□音声が聞こえているか、映像が見えているか、資料共有が見えているか確認する。

□時間枠、ルール(ミュートにする/しない、チャットの使い方)などを説明してから始める

□反応のもらい方(進んでいい場合は〇をつくる、質問がある場合は手を挙げるなど)を伝えて、練習しておく

□冒頭に「今回のゴール・目標設定」を入れて、ゴールを共有する

□次のスライドにいくときには、一拍おく(話しながらスライドチェンジしない)

□1つのテーマの終わりやセミナーの終わりには、質問を受けるなど、インタラクティブな時間を設ける

(予定調和な内容だけより、ライブ感があるほうが面白い)

□最後に、冒頭で示した「今回のゴール・目標」を振り返る

【インタラクティブな時間をつくるコツ】

□「ここまでが○○の話ですが何か質問ありますか?」など相手が質問しやすい問いかけをする

□最初の質問は出にくいので、講師から、ワーク状況を見て思ったことや気になった点、普段質問が出やすい点などを先に言うなどして、時間をつなぐ(沈黙にしない)

□「ワークは実践できましたか?」→「Yes!」→「普段気づいていなかった発見はありましたか?」→「Yes!」のような流れで、肯定感の形成からインタラクションを始める

□「他の方の発言のチャンスを気にしていただいているかもしれませんが、最初に手を挙げていただけると、空気が和らぐので助かります」と促す(迷っている人が手を挙げてくれるきっかけになる)

 

きっと、ここに書いた以外のコツもあって、みんな手探りで、より良くしていこうとしているところだと思うのです。

私もまたアップデートしていきたいと思いますし、講師・受講者双方の気づきで「こうしてみたら?」ということがあれば、ぜひ教えてください。