NHK総合「ニュース シブ5時!」からの依頼で、取材を受けました。
新型コロナウイルスにより、休校要請が続く家庭内での過ごし方について、お話しました。
4/6(月)17:30~17:40頃に放映していただきました。
放映の中では、大橋アナウンサーから、次のことを紹介してもらいました。
・子どもの過ごし方を決めるときには、親が一方的に決めるのではなく、子どもが決められるようにサポートすること、子どもと一緒に決めていくことが大事
・もし、決めたことができなかったときにも、「できた・できていない」だけに注目して評価するのではなく、なぜできなかったか、どう工夫すればいいか、子ども自身が考えられるように励ますこと。
・工夫してできるようになったり、過ごし方に充実感や納得感がもてるようになっていくプロセスが大切で、そのプロセスの進み具合を一緒に喜べるとよい。
今回は、子どものいる家庭でのことで、「どうしたらいいの?」という声がたくさんあるとのことなので、「どうしたらいいか」を中心にお伝えしましたが、個人的には、「今は何も手につかなくてもいいんじゃないか」と思ったりします。
本日、緊急事態宣言が出ますが、今のこの事態を、無理にポジティブに捉えようとしたり、時間を有効に使おうとか、新しいことを始めなくてはとか、そんなふうに思わなくてもいいと思うのです。
まさに「緊急事態」なのですから、家にいて自分の身を守るだけで、十分やれることはやっているのです。
いつもと違うリズムで、睡眠がうまくとれなかったり、昼間ぼーっとしたり、元気が出にくかったり、そんなときは、少しゆっくりしましょう。
家族みんなでごろごろしたっていいと思うのです。
誰もが初めて経験する「緊急事態」。
難しい状況でどうしていいかわからないのは、わたしも、そして、きっとみんなも同じ。
この事態を、ともに生き延びましょう。